夏場所後の新日本プロレス番付
こんなかんじでしょうか。
いやー、素晴らしい優勝決定戦と、素晴らしいコンディションでのスタジアム観戦。台風の影響はありましたが、西武ドーム大会は普及点の成功といえるのではないでしょうか。いろいろな奇跡が重なりました。G1に限らず、またぜひ開催してほしいですね。
そして、今回のG1でなんとなく「今の新日本内の番付」が見えてきましたね。
西がヒール、東がベビーです。
こうやってみるとわかるんですけど、世代交代の順調に進んでいるヒールに対して、どうしてもベビーの新陳代謝が悪い。本隊ヘビー級の人材不足は深刻です。オカダ・カズチカ、YOSHI-HASHI、エル・デスペラード、バッドラック・ファレとここまで全員ヒールターン。残されたヘビー級候補は渡辺高章だけ。
アメリカではワイルドな風貌になっているようですが、まあアニマル浜口ジム出身の人は総じてヒールターン下手だから(先輩たちを白目で思い出しつつ)きっと本隊ヘビー級の救世主になってくれることでしょう。
先輩たちを連想させるようなこのポーズ(スイミングアイ)
今のプロレス界で、キッチリ勢いがある団体は、どこも2010年以降にスムーズな「世代交代」を実現しています。新日本プロレス、ドラゴンゲート、DDT…奇しくもお盆に関東で5000人以上のビッグマッチができるのも、いまこの業界でこの3団体だけなわけです。
もちろん新日本はオカダがいるんですが、西武ドームで棚橋がボコボコにされているのに誰も助けに来なかったのはさすがに興ざめしました。石井ちゃんはよしはしのぶおが助けに来たのに…。
はやく出てこい新日本隊ヘビー級の星。