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さぶこんシャス

土曜の夜にひそひそと貪り、あとは眠るだけ。

B×Bハルクがドラゴンゲートのチャンピオンでいることの意味

プロレス格闘技興行 ドラゲー

B×B STORY

 ハルク政権を純粋に応援したいのです。

 ■ハルクvs鷹木の年末決戦が決定的か…!?

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11.6後楽園ホール大会の流れで、ドリームゲート王者・B×Bハルク鷹木信悟とのタッグ対決に発展。恐らくこの流れから、2人の因縁の地である福岡での頂上決戦が浮かんできました。

舞台は12月28日の年内最終興行、福岡国際センター大会「THE FINAL GATE 2014」でしょう。

 

■それでも「王者ハルク」へ求めたいものは多い

はっきり言って、B×Bハルクの王者っぷりはまだまだ物足りないものです。おそらくは、近年CIMA、YAMATO、吉野正人といった盤石の王者が活躍していたせいで、どこか比較してしまうのでしょうが。初めての王者とは言え、物足りない。

マイクは下手だし、コメントはアスリート的でプロレス流の表現力に欠けます。抗争やユニットの動きにも一貫性がなく、前哨戦でも王者たる闘いを見せているとは言えません。肝心の王座戦では、キッチリとした勝利を見せてくれるのですが…。

それでも、ドラゴンゲートの王者として、B×Bハルクには独り立ちしてもらわなければなりません。B×Bハルクが王者でいることこそ、ドラゴンゲートが業界で突き抜けるための鍵だからです。

 

■業界からエースになることを義務づけられた男

B×Bハルクには、キャリアの過程で与えられたものがとても多い。プロレス界から見ても、いかにエースとしての活躍が求められているかがわかります。

当初からマグナムTOKYOに似たダンス、フィニッシャーがありました。ハヤブサのフェニックススプラッシュを奥の手に備え、ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアで新日本に上がり、獣神サンダーライガーに見初められ、アメリカではオープン・ザ・フリーダムゲート初代王者に君臨。初代王者という意味では、CIMAもドリームゲート初代王者です。

また、現在“業界の盟主”たる新日本プロレスとの戦績で考えても、2012年DDG飯伏幸太にシングル勝利、前述のBOSJでは内藤哲也に勝利しています。新日本で無敵のIWGPJr王者と次期IWGP王者候補に勝っているというのは、例え現在進行形の交流がなくとも、時が経つほどに非常に大きなアドバンテージです。


2007.06.01 BEST OF THE SUPER Jr. B-BLOCK ...

■「新世代のドラゲー」ではなく、「B×Bハルクドラゲー」へ

そして、B×Bハルクは“新世代”と呼ばれるハルク・鷹木・YAMATO・戸澤・土井・吉野のうち、今年だけで3人に勝利しており(サイバーもいれれば4人抜き)、残すは年末の鷹木、そして昨年末に福岡で破れ「なんで俺じゃダメなんだ」と叫ぶきっかけになった吉野だけ。もしこの2人に勝つことになれば、新世代のトップに争いに終止符が打たれるわけです。

新世代という話をすれば、今、王者の格として突き抜けているのは、断然YAMATOなわけです。強さ、立ち振る舞い、支持率ともに最高! ですが、YAMATOはどうしてもヒールの時だけ、というイメージがつきまといます(これは本人も認めているところ)。続くのは神戸ワールドでCIMAに勝った鷹木ですが、その後の印象が悪すぎる。今度の福岡でハルクに敗れれば一気に後塵を拝することになるでしょう。吉野はまさに関西ドラゲーの主役たる、ベビー中のベビーフェイスな男なのですが、その安定感がアダになっていると思います。新世代とは言っても「ドラゴンゲート」以降の世代でないと、という背景も。

ドラゴンゲートという舞台の中心、ストーリーの中心にはどうしてもB×Bハルクというベビーフェイスの絶対エースが必要です。ファンは10年待ちました。団体の顔、プロレス界の顔になる必要がある。ドラゴンゲートがもうひとつ先の扉を開けるために。

年末の対鷹木戦で、すべてが決まります。そして勝利した先に待つ2015年、3月に控える10周年で、「新世代」ではなく「B×Bハルクドラゴンゲート」という新しい風景を成就してほしい。CIMAの次のドラゲーの中心は、この男しかいない。

11月から年末にかけての、プロレス界の未来が決まる展開に、注目です。

 

週刊プロレス別冊 ドラゴンゲート コンプリートブック 2014年 12/5号 [雑誌]

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