さぶこんシャス

土曜の夜にひそひそと貪り、あとは眠るだけ。

元K-1石井館長が女子高生に転生したマンガ『どるから』を読んだ、これは酷い。

http://mangalifewin.takeshobo.co.jp/gamma/img/top_bn20.jpg

 

これは酷い。まんがライフWINの無料公開マンガとして誰でも見られるようなので、読んでみました。

どるから / 原作:石井和義 漫画:ハナムラ 脚本:龍造寺 慶 / まんがライフWIN

脱税の罪で実刑判決を受けたK-1の創始者・石井館長。1年間の刑期を終え静岡刑務所を出所した石井館長だったが、その直後、トラックにはねられ即死。そしてその魂はなんと女子高生・ケイに乗り移ってしまう!K-1創世記から20年――格闘界のフィクサー・石井和義が女子高生に憑依(!?)し、もう一度「空手」に向き合う青春浪漫ストーリー。

 

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ここからネタバレありのため、嫌な人はタブを閉じてどうぞ。

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全日本プロレスの3.25さいたまスーパーアリーナ大会のカードが、ヤバイなコレ。

ヤバない?
このカードで全日本がふだん後楽園ホールに来てないファン、かつDDT両国に行かない層を取り込む可能性って…。
・ランズエンドファン
・カーベル社員
・西村修信者
・熱心なWRESTLE-1ファンかつ手術前ラストムタよりコンドッティを選ぶ人
・永田秋山vsワイチャイに喜ぶ00年代新日ファン
・はぐれIGFマニアで今度のはぐれIGFマニア興行に行かない人
・ランズエンドファン
・もう一度、宮原健斗がベルトを巻くところが見たい熱心な全日ギャル
・ランズエンドファン

 

ムムム…。ちなみにさいたまスーパーアリーナ コミュニティアリーナは、DDTが6500人、K-1が8000人入れられたと伝えられている。後楽園の4倍呼ばなアカンぞ。
 
対戦カード

10人タッグマッチ

丸山敦
吉江豊
佐野直
佐藤恵一
カーベル伊藤

VS

将火怒
石切
レブロン
大門寺崇
FGマスク

6人タッグマッチ

渕正信
中島洋平
TAJIRI

VS

西村修
ウルティモ・ドラゴン
鈴木鼓太郎

シングルマッチ

岩本煌史

VS

ジョシュ・ボドム

The Road to 2018 チャンピオン・カーニバル スペシャルタッグマッチ

野村直矢
KAI

VS

ヨシタツ
火野裕士

世界ジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負

【第47代王者】
青木篤志

VS

【挑戦者】
Jr. BATTLE OF GLORY優勝
近藤修司

※第47代王者・青木篤志 初防衛戦

大森隆男復帰戦 アジアタッグ選手権試合 60分1本勝負

【第104代王者組】
秋山準
永田裕志

VS

【挑戦者組】
大森隆男
中西学

※第104代王者組・秋山準&永田裕志、初防衛戦

スペシャル6人タッグマッチ

<Evolution>
諏訪魔
佐藤光留
岡田佑介

VS

<はぐれIGF
インターナショナル>
藤田和之
ケンドー・カシン
NOSAWA論外

世界タッグ選手権試合 60分1本勝負

【第81代王者組】
ゼウス
ボディガー

VS

【挑戦者組】
崔領二
ディラン・ジェイムス

※第81代王者組・ゼウス&ボディガー、初防衛戦

三冠ヘビー級選手権試合 60分1本勝負

【第59代王者】
ジョー・ドーリング

VS

【挑戦者】
宮原健斗

※第59代王者・ジョー・ドーリング、4度目の防衛戦

出典:全日本プロレス 2018/03/07時点

 

 

 

 

 

 

 

 しかし、全日本が呼べない上の全員を呼び、グレート・ムタまで引っ張り出しているDDT両国も、こちらもなかなか引けを取らないカードのミスマッチ感。出てる選手は超豪華なんだけどね。まあ、観客動員で全日本が完全敗北したとしても、石川修司が竹下幸之介に勝ったら全日本の勝ちってことで…(ダブルKOの間違い)



棚橋弘至は『「逆・風車の理論」の体現者』なのではという考え

omasuki.blog122.fc2.com

 

この記事を読んで思ったこと。

 

 

 

『棚橋弘至は、「逆・風車の理論」の体現者なのでは?』というのは、実は昔から思っていたこと。正確には、「風車の理論」とは異なるものというニュアンスであって、“逆”という表現が正しいかどうかはわからない。言いたいことは、「棚橋弘至の試合では、棚橋は普段通りだが、相手が数倍輝く」ということ。風車の理論は、相手を8、9に見せて自分が10で勝つわけだが、棚橋の試合では、相手が平気で10を超えていってしまうことがあるのだ。当然、その理論に照らし合わせれば、負け試合が多い。(負けまでいかなくても、普段通りの試合運びにならないことが多い)

 

パッと思い浮かんだところでは、棚橋永田、棚橋中西、諏訪魔棚橋、棚橋内藤、棚橋オカダがある。負けていないが、という試合では語り継がれる棚橋後藤、いくつかの棚橋中邑もそう。

 

もちろん、棚橋裕二郎のように、いわゆる「風車の理論」的な試合もあるし、オカダや飯伏、内藤、HARASHIMAらに対する「圧倒的な格差を見せつけて勝つ」タイプの試合もする方だと思う。

 

それでも、棚橋弘至の名勝負を思い出せと言われたら、やっぱり対戦相手のことを思い出してしまうのだ。やれ後藤だ、中西だ、鈴木みのるだ、当然、対中邑真輔にあっても。「ああ、あの時アイツ(対戦相手)がああやったプロレスね」と記憶されている。棚橋弘至は、いつもどおりで、あれほどいい試合なのに記憶に残っていない。

 

棚橋弘至の「逆・風車の理論」は、おそらく「棚橋しかない状況」から生み出されたものなのでしょう。そういう意味では、いまの新日本プロレスは、やっぱり棚橋弘至がひとりでなんとかしたという評価が正しいと思う。

 

もしかしたら、いわゆる「暗黒時代」といわれる2000~2013年を「いつもどおり楽しく見ていた」人特有の考えなのかもしれない。長らく新日本プロレスを追いかけていても、全然、棚橋弘至を応援したいと思わない。でも、棚橋弘至の試合はこの先何度でもみたい。棚橋弘至というプロレスラーは、いまやなくてはならない特別なものになっている。

 

果たして、十年後、二十年後、50・60歳になった棚橋弘至は、最前線から退いた棚橋弘至は、プロレスメディアや社会からどのような評価をされているのでしょうか。

 

 40歳で、いまから20年後が楽しみなプロレスラーなんて、過去未来存在しないわけで、なんだかやっぱり、100年に一人の逸材なんだと思う。あと20年は、プロレスファンでいようと思う。