さぶこんシャス

土曜の夜にひそひそと貪り、あとは眠るだけ。

『さぶこんシャス』は「ネット・プロレス大賞2015」に投票します。 #npwa2015

f:id:subcon:20160104192746j:plain

粛々と今年も投票させていただきました。

 

ネット・プロレス大賞とは?
 ファンが主催しファンの投票により決まるプロレス大賞。
 今回で10年目の開催となります。
 投票には、ブログ、ホームページ、Twitter、Facebook 、mixiなど、個人が特定できるネットツールを使用していることが必要です。

投票ルール (2015年)| ネット・プロレス大賞:公式サイト

「東京スポーツプロレス大賞」「週刊プロレス プロレスグランプリ」「日刊バトル大賞」「サムライTV 輝く!日本インディー大賞2015」「レスリング・オブザーバー・アワード」……業界に数々の表彰あれど、全く違った結果になることでおなじみ、ファンの、ファンによる、ファンのための「ネットプロレス大賞」。

 

今年も投票締め切りギリギリですが投票させていただきました。実質「さぶこんシャス プロレス大賞」は以下となります。

 

サイト・ブログ名:
さぶこんシャス
URL:http://subcon.hatenablog.com/

【MVP】
1位:岡林裕二
2位:里村明衣子
3位:セス・ロリンズ

ちょっと今年は珍しく迷ったので、単純に素晴らしい試合をした選手を選ばせていただきました。1位は岡林裕二。タッグもシングルも、1発見せてくれたレスラーは沢山いたけど、平均点の高さでは今年個人的にナンバーワンでした。私は女子びいきなので、2位は里村明衣子。なんでこんなに評価されてないのかわからないくらい。3位は海外から選んで、怪我する前のロリンズを選びました。シグネイチャー封印と怪我がなければ2位だったかも!

 

【最優秀試合】

1位:2015年8月16日
団体:新日本プロレス
会場:両国国技館
試合:棚橋弘至 vs 中邑真輔 (G1クライマックス優勝戦)

2位:2015年6月28日
団体:DDT
会場:後楽園ホール
試合:KUDO vs ヤス・ウラノ vs 大家健(KO-D無差別級3WAY)

3位:2015年4月29日
団体:DDT
会場:後楽園ホール
試合:飯伏幸太 vs HARASHIMA (KO-D無差別級選手権)

私的「棚橋×中邑」の史上最高傑作を1位にしました。生涯ベストバウト10選べば入るレベルかな。今年は本当にいいプロレスの多い年でしたよ、ウン。話題先行ばかりじゃない、いい年。2位は大家がいつどこ挑戦権を使って初のKO-D無差別級王座を戴冠した後楽園ホール大会から。もうね、血が沸き肉躍るとはこのことだと。コレが体感できるから、プロレス観戦はやめられないのよね。3位は飯伏×HARASHIMAのリマッチ戦。よそ行きだったたまアリメインよりも素晴らしかった。

 

【最優秀タッグ】
1位:土井成樹&YAMATO
2位:男色ディーノ&スーパー・ササダンゴ・マシン
3位:関本大介&岡林裕二

本当にね、終盤3分のたたみかけの凄さとかでいったらダントツでベストバウト級の試合連発なんですけど、相手の知名度が低いために“試合”が評価されないのが土井YAMAの悲しいところ。リコシェ&サイダル戦くらいかな?でもタッグとしての完成度はドラゲー史上屈指ですよこれ。2位は「 #大家帝国 」でもよかったんだけど、子泣き爺タッグに。新人は増えたけどどこかハンパなカードが増えていたDDTに、メインカード級の“強み”を戻してくれました。3位は子泣き爺でも構わずぶち壊す関本岡林で決まり。投票後にコメントを書いていて今頃気がついたけど、「スモーズ」ももう少し活動期間が長ければ入れたかったですな。

 

【新人賞】
1位:樋口和貞
2位:橋本千紘
3位:エル・リンダマン

樋口、橋本はもう説明不要の素材でしょう。それよりかね、なんでこんなに注目されていないのか、改名で地獄に落ちたのか、リンダ。ユニット解散でT以外はどこかパッとしなかったけれど、この男だけは株を落とさずに戦い続けていましたね。「オーバージェネレーション」結成で、年末にかけてロコモーション式タイガースープレックスで勝ちまくり。2016年、今度こそ大ブレイクの予感がプンプンですよ。将来、スーパージュニアに出ればYAMATO級のインパクトを残せること間違いなしです。ああ、早くライガーさんの目に留まらないかしら。

 

【最優秀興行】

1位:2015年11月15日
団体:天龍プロジェクト
会場:両国国技館

2位:2015年1月4日
団体:新日本プロレス
会場:東京ドーム

3位:2015年2月15日
団体:DDT
会場:さいたまスーパーアリーナ コミニュティアリーナ

1位はパッケージとして、曰く付きのセミも含めて個人的には腹一杯楽しめた天龍引退興行で。その前後のスカパー!の特集も怒濤のようで、プロレスロスになりがちな秋を思う存分楽しめました。大将に感謝。2位はアンダーカードに不満も、ダブルメインイベントだけで伝説級の1.4を。個人的には棚橋×オカダのほうが胸に突き刺さりましたね。飯伏中邑は、vsケニーと同じで「もう見たくない」カードの1つに。3位はDDTたまアリ。両国とはまた違った楽しみで満ちあふれていました。毎年やってほしいのにナァ~。

 

【最優秀団体】
1位:DDT
2位:新日本プロレス
3位:ドラゴンゲート

たまアリ、両国、大阪に、別ブランドも独立した人気を獲得し、ノビ白をまだまだ見せてくれたDDTを最優秀団体をあげたい。2位は新日本、コメントは特にありません。3位は大日と迷いましたが、興行面よりもリング上の面白さでドラゲーに軍配。今年はユニット闘争に動きが大きかったですからね。毎年恒例になりつつある5月愛知の金網戦もよかったです。

 

【最優秀プロレスを伝えたで賞】
1位:飯伏幸太
2位:スーパー・ササダンゴ・マシン
3位:水曜日のダウンタウン(TBS)

ここだけはね噛みつきますけど、読み飛ばしてもらっていいです。

本当はね、選びたいメディアはたくさんあるんですよ。でも、今年は「テメエ何がしてえんだコラ」っていう、新規紙媒体・WEBメディアが多すぎましたわ。2ch・ブログ黎明期以来、玉石混淆の時代がまたくるとは。今の若い人には「必要十分で、魅力的かつ手軽なもの」が求められているはずなんですがね…。商業的には、「プロレスブームに乗っとけ!」っていうことなんでしょうがね。

話を変えましょう。本当は「新日本プロレスワールド」を選びたかったですが、どうも片手オチというか、「WWEネットワーク」にはほど遠いのでね、本家が進出する今年は、1・2フィニッシュを目指してほしいもの。「サムライオンデマンド」も便利だったんだけど、いまのところバトルメン用って感じですね。検索性とかがなさ過ぎるんで。なんといっても1・2位はこの2人ですよ。今年、プロレスファン以外に私がプロレスが好きと言う話題になると、必ず「あれでしょ、飯伏」「なんとかマシン知ってる!」という話になってましたね。本当に、知名度というか、プロレスを世間一般に伝えたという意味では、この2人であらゆるメディアを凌駕していたと思います。3位はエル・チキンライス回が余りに面白かったので…

 

なんだかんだありましたが、2015年も本当に楽しいプロレスを堪能できました。きっと2016年にはもっと素晴らしい試合、興行が待っているはず。リオ五輪で夏場は持ちきりになりそうですが、負けずに話題になるほど、プロレスが発信していければいいですね。それには、やっぱり本当にいいものを、魅力的に紹介していかなければ。お楽しみは、これからなのです。

 

そして今年もネットプロレス大賞に、最敬礼の「ありがとうございました」を。

 

さぶこんシャス拝

 

※以下は去年の記事

subcon.hatenablog.com