さぶこんシャス

土曜の夜にひそひそと貪り、あとは眠るだけ。

バスケワールドカップ2019 日本対チェコ 所感

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入りは良かったのだ。

 

しかし、想像以上にファジーカス、八村、渡邊のラインアップが機能しない。これをやると渡邊はサードオプションに“なろう”と必死だし、ガードの積極性は皆無になる。しかしスタートで起用した田中大貴と馬場雄大のバックコートは、チームやこれまでのキャリアでもエース的な存在だったこともあって、遠慮せずにアタックしていたと思う。

 

田中、馬場、渡邊、八村、ファジーカスのラインアップでのスタートは、そこそこ良かったと感じた。

 

しかし続けないのだ、ラマスは。

 

八村、渡邊、ファジーカスが入る前の日本代表を支えてきたのは、比江島、田中、馬場だったのだ。結果は伴わなかったものの。比江島は格上相手だと途端にゲームから消えるし、ラマス体制になってから田中は一度代表を外され、馬場は上記のスタートの後、4Q最終盤までほとんど活躍のチャンスを与えられなかった。

 

この3人が機能しなければ、やっぱり強豪国からして日本はイージーな相手だから。

 

馬場は最後に使うって決めてんのかな…。八村とのコンビネーションも本人意識して強めてるし、もっとゲームを動かして欲しいんだけど…。このレベルのゲームではミスは人の5倍するけど、ゲームを壊したくなかったのかな。ラマスは膠着した状態から最後に振り切る試合が得意なんだと思う。アジアもそうだったしね。もっとバビってほしいし、もうアメリカ戦はずっと使ってほしいくらい。試合壊れて当たり前の戦いになるだろうし。

 

アメリカである。トルコの試合は壮絶っていうか、アメリカは途中2回負けてる。でも勝つのがアメリカ。テイタムが最後捻挫してしまうほど、勝利への執着心をみせてくれた。トルコの戦い方も見事としか言えない。06年のギリシャを思わせました。

 

さあ、あとは楽しむだけです。アメリカだって負ける。スペインだって負ける。そんなゲームなんですよバスケは。だからここからが面白い。2次グループも順位決定戦もあるから消化試合はなし。最後までシンプルに楽しみましょう。

 

DAZNで見ている人は、せっかくだから他国の試合も見ましょう。ハイライトでもいいし。DAZNのハイライトのセンスがイマイチだから、YouTubeのFIBAのほうがいいかもしんない。

 

アメリカトルコ戦でNBAファイナル以来の感情が蘇ってきた。代表戦だからってシリアスに観ることはない。

 

バスケは楽しい。