新日本プロレスは50年のうち40年は他団体とうまくやってきてんのよ。
実際は30年くらいだと思うけれど
清宮新日本に連れていけっていうのは普通に暴論だと思うけど、昔みたいに大ベテランと若手の組み合わせで半年とか数ヶ月のレンタル移籍や短期間対抗戦は続けてもいいと思うの
— おきよさん (@kiyo_fuji) 2022年1月11日
割と勘違い多いけど、レッスルキングダムって、もともと他団体との対抗戦・交流戦がコンセプトの大会だし、新日本が00年代にあがるきっかけになったのは、ノア全日ZERO1TNAROHとの交流がかなり大きかったしね。IWGPは団体内で回すけど、それ以外のところで対抗戦。また始める時がきたと思うけれどな
— おきよさん (@kiyo_fuji) 2022年1月11日
丸藤正道がいなかったらIWGPジュニアは4虎さんで死んでたし、武藤敬司がいなかったらレスナーで失墜して中邑イヤァオ化まで間に合わなかったし、田中将斗がいなければ真壁後藤石井は全員埋もれっぱなしだったし、TNAやROH勢がいなければいまだにデカイだけのパワー系外国人路線が続いてたろう
— おきよさん (@kiyo_fuji) 2022年1月11日
新日本プロレスの50年のうち、40年は他団体とうまくやってきてんのよ。それが新日本だし、それが闘魂や猪木イズムや「道」だし、それこそがまさに「ストロングスタイル」の正体なのよ
— おきよさん (@kiyo_fuji) 2022年1月11日
比較対象があるから、新日本プロレスは「ストロングスタイル」を名乗るわけ
— おきよさん (@kiyo_fuji) 2022年1月11日
だから「キングオブストロングスタイル」を名乗るようになった中邑真輔は、桜庭和志ともグレイシーとも、飯伏ともWWEとも戦えるところを証明している。だから棚橋弘至は、「闘魂」を道場から外した。そう考えている。実際には棚橋のほうが森嶋猛や諏訪魔、大家健と、よそで黒星を喫してきてるけどね
— おきよさん (@kiyo_fuji) 2022年1月11日
ぶっちゃけ内政に限界てきたと思うから、また順番にいいところといい感じに協力していけばいいと思う。ス●ーダ●みたいに戦力強奪路線は勘弁してください
永田裕志こそ平成の力道山と呼ぶべきプロレスラーなのだ
そうなのだ!
っぱ永田さんはすげえや。世界のジョンモク、MOXことジョン・モクスリーさんから直接挑戦者に指名。NJPWにきたらYUJI NAGATAとやらずに王者は名乗れないからね。仕方ないね。それにしてもMOXさん、石井ちゃんといい多分石井永田名勝負数え歌のファンだろ。MVPさんも熱狂的な小島聡ファンだったし、やっぱりアメリカでは第三世代が天下とってたんだろうなちゃんと。
最近のファン的には「なんで永田やねん」という気持ちもあるだろう。
違うんだ、いや違わないが違うんだ。
新日本プロレスに侵略する超大物外国人に立ち向かうのは永田裕志、
絶対王者は小橋建太、早いリーチはイースーソー、氷川きよしは紅組、
ビッグマックセットはLポテトとLコーラのLLセットというくらい確実なのじゃ。
平成永田史をご存じないファンのために、その歴史の一端を振り返ってみようか。
永田さんの大物外国人コレクターぶりは異常
— おきよ (@kiyo_fuji) 2021年4月5日
・スコットノートン☓
・ジョシュバーネット○(なお戦前☓)
・ミルコクロコップ☓
・エメリヤーエンコヒョードル☓
・ブロックレスナー☓
・ジャイアントバーナード☓
・カートアングル☓
・グレイシー一族○(反則勝、再戦負)
NEW
・ジョンモクスリー?
この一覧見て、どれだけ永田さんがベスト・イン・ザ・ワールドクラスの外国人レスラーとやってきたかわかるでしょ。 格闘技世界一決定戦の正統継承者どころか、平成の力道山じゃん。
ソース探すの面倒だからwikiから持ってくるね(おい
対 スコット・ノートン
1998年、日本に帰国。同年、蝶野正洋の負傷による王座返上を受けて組まれたIWGPヘビー級王座決定戦に自ら本隊代表として志願し、nWo代表のスコット・ノートンと対戦するも、ノートンのパワーに圧倒されて敗れる。
対 ミルコ・クロコップ
2001年、~~12月31日、総合格闘技初参戦となったINOKI BOM-BA-YE 2001でミルコ・クロコップと対戦したが1R21秒左ハイキックを受け、レフェリーストップによるTKO負けを喫した。
対 ジョシュ・バーネット
2002年12月、新日本プロレスの大会に登場。2003年1月4日、新日本の東京ドーム大会で初参戦にしてIWGP王者永田裕志と対戦(経緯後述)。
永田さんがIWGP王者のときのこと。リング上にさっそうと現れては永田さんをフロントネックロックで秒殺失神させたときは、全永田ファンが涙を流したよね(呼吸ができずに) 。もちろんGP戦ではリベンジ成功!ミルコ戦で染み付いた対総合格闘技の悪い印象も払拭!さすが永田さん、風車の理論の体現者!
対 エメリヤーエンコ・ヒョードル
2003年~~
11月30日、ノア・北海道立総合体育センター(きたえーる)で棚橋と組んで、小橋&本田多聞を倒し、GHCタッグ王座を奪取。12月31日、「INOKI BOM-BA-YE 2003」でエメリヤーエンコ・ヒョードルと対戦し、1分2秒左フックでTKO負けした。なお、イベント開催自体の開催が危ぶまれ、ヒョードル戦が決定したのが試合前日という混乱ぶりで、開催後も安田忠夫と永田のギャラが未払いとなり新日本プロレスが訴訟を起こすなどのドタバタがあった。永田はIWGPの防衛記録を持つなどのプロレスでの戦績と、アマチュアレスリングのバックボーンを持つことから大いに期待されたものの、2001年のミルコ戦に続く敗戦から、その後のプロレス業界の低迷も相まって「プロレス幻想を打ち砕いた」、「プロレス凋落の戦犯」などと批判・揶揄された。
上に全部書いてあるからノーコメント。早くギャラ払って。なお
4月26日、前田日明がヒョードル戦の内容に苦言を呈したのに対し「ニールセン戦が悪いんじゃないが、ヒョードル戦とはジャンルが違うだろ。胸に手を当てて考えろ。」と発言。
やめてあげて
対 ブロック・レスナー
2005年10月、長州力が現場監督として新日本に復帰した際、蝶野を中心とした反長州派が不満をぶつけるなか、中立を宣言する。長州に好意的な選手が少な過ぎるため、棚橋と共に長州とタッグを組まされ、半ばうやむやな形で中西とともに本隊に戻っている。12月11日、当時IWGPヘビー王者のブロック・レスナーと対戦し、敗北した。
長州力からも「天下を取りそこねた男」とか呼ばれながらちゃんと重用されるところが永田裕志らしさ。新日本プロレスの荒岩主任、サラリーマンの鏡。
対 ジャイアント・バーナード
2006年に入り、スポーツ新聞の取材時にバレンタインチョコをかじる、徳島での試合を控えて阿波踊りで挑発する、誕生日ケーキを食べながら指をしゃぶるといったコミカルなパフォーマンスを行なっていた。4月にはワールドプロレスリングで試合が放送される際、白目をむいて鬼気迫る表情をする姿に「鬼神」「キラー永田」とテロップが入った。5月の第2回NEW JAPAN CUPでは、決勝でジャイアント・バーナードに敗れ準優勝。
ちょうど白目ブームがき始めた頃。このあとドラゲー神戸大会で、タケちゃんマンの格好してストーカー市川とかともやったりしてる。
対 カート・アングル
ぶっちゃけ、ダントツこの年のプロレス大賞ベストバウト候補だったと思うよ。1.4でセミでなければ、とってたと今でも思う。
対 グレイシー一族
2014年1月4日、レッスルキングダムにおいて、桜庭とタッグを組み、ダニエル・グレイシー、ホーレス・グレイシー組と対戦。ダニエルに道着での首絞めを受け反則勝ちとなった。
2月11日、THE NEW BEGINNING大阪大会において、永田、桜庭対ダニエル、ホーレス組のリマッチが行われた。今回はプロレス対柔道の異種格闘技ルールとしてオープンフィンガーグローブでのパンチおよびチョークスリーパー、道着での首絞め有効の特別ルールで行われる。試合は桜庭がホーレスに道着でのチョーク攻撃を受け敗れた。
ついに柔術家とも戦ってしまう永田さん。ミルコ、ヒョードル、グレイシーと戦った唯一の日本人じゃない?
あとちなみにビル・ゴールドバーグを育てたのも永田さんだから
なんと・・・。とくにインスピレーションを受けたのは誰でしょう?
そうだな、たくさんいるが一人挙げるなら永田裕志だ。WCWパワープラントで直接の関わりがあったからな。よく一緒にトレーニングしたよ。彼は本当に親切で、俺にいろんな技術を教えてくれた。世話になりっぱなしだったよ。もちろん言葉の壁はあったが、プロレスを通じて絆ができて、最後はとても良い友達になった。
『日本のプロレス文化から大きな影響を受けている』: ゴールドバーグ選手 独占インタビュー(2016年) : スマコラ - WWE応援コラム
ここまで振り返ってみても、そりゃインディー出身のジョンモクさんからすれば、永田さんのメジャーのど真ん中を行くキャリアはあまりにも眩く、目障りなものに映るだろう。USヘビー級を差し出しても退けたい存在なのだ。
そこは一筋縄では行かない永田裕志。STRONGでやるのか国内でやるのか、AEWでやって先日の電流爆破よろしく白目式が全米放送で流されてしまうのかはわからないが、オレが言いたいのはとにかく楽しみってことだし、永田裕志の格闘技世界一決定戦は終わらねえ!ってことですよ。ミルコもヒョードルもアングルもみんな引退したんだから、最後に立ってる永田さんが最強!ってことで。
永田さんの何がやべーって。これ以外に他団体の侵略者全部相手にしてて、他団体のベルトもリーグ戦もほとんど取ってるからね。対外国人だけじゃないのよ。団体内も他団体も、アメプロ外国人も総合格闘技選手も、何時何時誰とでも永田裕志で出陣してくれる。永田さんのWikipediaなんて10年ぶりくらいに見たけど(NJC取ったときくらいぶり)、っぱこのひと、平成の力道山だわ。
飯伏幸太の「俺らのプロレス」は、「すごいけどケガさせないをプロレス」だったのかも
昨日の2021年1月4日新日本プロレス
東京ドーム大会「レッスルキングダム15」、
「飯伏幸太VS内藤哲也(IWGPヘビー、IWGP IC王座2冠戦)を見ての感想。
Twitterからの一連のPOSTを転載します
あんまりこういうこと言いたくないんだけど、覚えているうちに書こう。昨日の飯伏内藤は、これまでの二人の闘い方から想像した飯伏内藤で、最も「相手を壊さない」試合だったわね。それでいて良試合。すごく安心して見られた。こんなの晩年「棚橋中邑」、後期「棚橋オカダ」以来だ
— おきよ (@kiyo_fuji) 2021年1月5日
(1/10)#NJWK15
つまり飯伏が研究の末に考える「俺らのプロレス」って、メチャクチャスリリングだけど相手を絶対にケガさせない、明日も同じ試合ができるものなのではと感じた。だって、プロレスごっこだもん。ケガしたら誰かに止められてもうできないし、明日相手がいなければ明日もプロレスごっこできない。
— おきよ (@kiyo_fuji) 2021年1月5日
鹿児島の田舎でプロレスごっこしてたり、
OPGで伊橋剛太とプロレスごっこしてた飯伏なら
考えられる発想だな、と思い。
言い方を変えれば「ドームメインのマラソンマッチでも、最後の最後まで技の精度を落とさずにやれる、すごいのは当然、ケガもさせない、残りの一滴までうまいプロレス」。いまの新日本に多い不純物が一切ない。これって東スポ岡本氏がいう「究極系プロレス」ってやつなのかな。純プロレスとも違う。
— おきよ (@kiyo_fuji) 2021年1月5日
そう感じたのは、いつもあるものがなかったから。お互いに目立った弱点責めとラフがなく、飯伏はキレるシーンや、スワンダイブジャーマンなどの超危険技、内藤は雪崩式リバースブレーンバスターが晩年期アンダーテイカーのツームストン並みを思わせる落とし方だった。内藤は膝が悪いはずなのに。
— おきよ (@kiyo_fuji) 2021年1月5日
唯一ヒヤッとしたのはエプロンからの断崖式フランケンシュタイナーで、内藤の足が鉄柵にぶつかったところだけど、それも狙った感じはないし、普段なら早めに足を離して放り投げるところを、飯伏はちゃんと膝から着地してた。ように見えました私には。
もちろん技名だけを見れば超危険技の重箱おせちなんだけれども、精度が違う。メチャクチャキレイに決まってる。グシャッてなったり、いわゆる内藤に多い「死んだかも…」って言うシーンがなかった。「受け方がうまい」とはなんか違う。カミゴエとデスティーノを打ち合っても立ってくる理由を感じた。
— おきよ (@kiyo_fuji) 2021年1月5日
そして、二人とも試合後立って帰る余力があった。30分も試合したのに。「また明日、同じ時間にドームでな」っていいかねない雰囲気だった。飯伏なんて、しかもあの飯伏が、ドームのど真ん中でちゃんと長セリフをしゃべれるくらいに。
— おきよ (@kiyo_fuji) 2021年1月5日
飯伏ケニーDDT武道館でやったのは「相手を信頼して超危険技をいかに危険に決められるかのプロレス」だった。ここを目指しているように見えたから「飯伏はいつかプロレスを辞めるんだろうな」と思った。でも昨日は違い「飯伏はもっともっとプロレスを続けたいんだな」と痛感させられた。それがうれしい
— おきよ (@kiyo_fuji) 2021年1月5日
飯伏幸太って、特にDDT時代は“壊す技”が注目されていたように思うし
(OPG道場での伊橋or実験台人形くんの悲劇を思い出しながら)。
いまも、やり投げや人でなしドライバーなんかはその技に該当すると思う。
スワンダイブ式ジャーマンや、シットダウン式ラストライドも
十分ぶっ壊れ技なんだけどね…。
だから逆に気が付かなかったっていうか。「壊す技で見せる、壊さないプロレス」
なにしろ飯伏幸太と内藤哲也が、いま「俺たちのプロレス」をドームのメインでやったことが大きい。高橋ヒロムがJrでまさに超危険技プロレスを再流行させようとしてる今だから、IWGPでこそ。飯伏はまだわからないけど、内藤がついに「棚橋オカダ」に並んだなとも思った。その原型、武藤敬司にも。
— おきよ (@kiyo_fuji) 2021年1月5日
一方で、オカダがジャンボ鶴田の域に行ってしまったなとも思ったので(ジャンボファンの冷たい視線を無視して)、追いかける内藤哲也の苦難はこれからもまだまだ続くのでしょうし。今年の飯伏は去年の内藤同様に、不純物マシマシの1年を過ごすのだろうなとも想像できる。
— おきよ (@kiyo_fuji) 2021年1月5日
でも飯伏には鷹木信悟に挑戦してほしいのよね…内藤にはできなかったわけだし。同じ理由で真田にも。棚橋だって。ずっとIWGPに挑戦してなかったけど、飯伏が王者ならやる理由がある選手はたくさんいるから、やっぱり長期防衛してもらわなければならないわね。ガンバレ★飯伏
— おきよ (@kiyo_fuji) 2021年1月5日
(10/10)#NJWK15
これまさに私の言いたい『飯伏の語る「俺たちのプロレス」=「ケガをさせない超危険プロレス」』を証明している!ケガをしないしさせないからリングでも場外でも路上でもできるし、ケガしない≒何度でもできるから地方都市だろうがドームだろうが何度でも「ドームメインクラスのIWGP戦」ができるわけ https://t.co/BdhWhN0n8e
— おきよ (@kiyo_fuji) 2021年1月5日
なんか、タイトルの「すごいけどケガさせないプロレス」って
“プロレスだったら当たり前じゃね?”って思われそうだけど
“サーカス”とか言われながらよりすごいこと、危険なことが求められている
いまのプロレス界において、こんなに難しいことってあるかな。
いや、昔の純プロレスでも難しいと思う。
地方で王座戦で近いのは「WWE」だけど、
こちらは凄さがやっぱりちょっと足りない。
日本公演とか、特別な試合ではこれが見られることがあるけどね…。
あとは「全日本女子プロレス」か…。それも時代が限られそう。
飯伏とケニーには、昔から全女を感じてはいるんだけどね。
少なくともいまの飯伏は違う。
飯伏の「キレるシーン」も、「プロレスごっこ」だから起こるんだよな。プロレスごっこって、下手くそや理解のない相手とやると痛かったり、危なかったりして絶対にケンカになるのよ。アレ、「痛くてキレちまったよ」じゃなくて、「ちゃんとやれよテメーケガすんだろ(掌底ボコー)」だったんだな。
— おきよ (@kiyo_fuji) 2021年1月5日
なんとなく理解が行き届いていなかった飯伏幸太のプロレス研究の一端が見られる研究発表だったんだなと思うと、本当に感慨深い試合だったんだなぁ。
— おきよ (@kiyo_fuji) 2021年1月5日
あ、でもいま考えると、これってG1的な試合だったとも言える。
「1.5があるからこそ、この1.4のプロレスになった」
こうも考えられなくはない。明日の試合後に、また何か一つわかるはず。
飯伏幸太のプロレスは難解で掴みどころがない。いい試合だとは限らない。
でも、だから今日も楽しみだし、これからもたくさんの王座戦を見せてほしい。
※追記
あ、今ごろ気がついた「俺らのプロレス」って、
もしかして「俺たちプロレス軍団(OPG、プロレスごっこ団体)」からきてたのかな?
だから「ケガさせないけどすごいプロレス」だったなら、
これはもう飯伏幸太の言葉遊びに完敗って感じだけど。
そんなわけないな。飯伏だし。