新日本プロレスのレスラーを年齢順に並べた。30代以下のIWGPヘビー経験者がわずか2人…【2016年4月版】
こちらも昨年書いた記事「新日本プロレスのレスラーを年齢順に並べた。20代日本人レスラーは僅か5人。」をもう一度。
いまだ変わらぬ圧倒的な業界ワントップ「新日本プロレス」。しかし、昨年時点では20代の選手がわずか5人だったものの、ヤングライオンと外国人選手の大補強でかなり若返りを図った印象があります。また、ベルト戦線から中邑真輔、AJスタイルズ、飯伏幸太、“マシンガン”カール・アンダーソン、ドリュー・ギャロウズが離脱し、かなり陣容に変化があります。改めて、所属選手、レギュラー参戦選手・外国人を羅列してみてみましょうか。
新日本プロレスの現役レスラーを年齢順に並べてみた。
※だいたい2016年4月1日現在 ※男子の試合に出る女子レスラーも参考までに入れてます ※ご指摘あり次第、気が向いたり暇ができたら直します ※情報は団体公式サイトとWIKI
19歳===============
川人拓来
23歳===============
ジェイ・ホワイト
金光輝明
ウィル・オスプレイ
24歳===============
コーディ・ホール
本城匠
25歳===============
岡倫之
26歳===============
高橋広夢(カマイタチ)
田中翔
ジュース・ロビンソン
27歳===============
小松洋平
ニック・ジャクソン
マスカラ・ドラダ
リコシェ
28歳===============
オカダ・カズチカ
29歳===============
デイビーボーイ・スミスJr.
バレッタ
マイケル・エルガン
EVIL(渡辺高章)
30歳===============
北村克哉
31歳===============
マット・ジャクソン
32歳===============
アレックス・シェリー
KUSHIDA
ケニー・オメガ
タンガ・ロア
エル・デスペラード(※ノア出向中)
33歳===============
タマ・トンガ
内藤哲也
BUSHI
YOSHI-HASHI
ロッキー・ロメロ
マット・サイダル(エヴァン・ボーン)
34歳===============
キャプテン・ニュージャパン
バッドラック・ファレ
35歳===============
高橋裕二郎
36歳===============
後藤洋央紀
柴田勝頼
タイチ(※ノア出向中)
田口隆祐
37歳===============
矢野通
38歳===============
ヨシタツ
39歳===============
棚橋弘至
本間朋晃
ランス・アーチャー(※ノア出向中)
40歳===============
石井智宏
シェルトン・X・ベンジャミン(※ノア出向中)
42歳===============
TAKAみちのく(※ノア出向中)
43歳===============
真壁刀義
45歳===============
小島聡
天山広吉
タイガーマスク四代目
46歳===============
桜庭和志
47歳===============
外道
邪道(※ノアry)
永田裕志
鈴木みのる(※ノア出向中)
49歳===============
飯塚高史(※ノア出向中)
中西学
51歳===============
獣神サンダー・ライガー
59歳===============
スーパー・ストロング・マシン
新日本プロレス所属選手年齢層
●10~20代選手 13人(そのうち外国人4人)
川人拓来、ジェイ・ホワイト、金光輝明、コーディ・ホール、本城匠、岡倫之、高橋広夢(カマイタチ)、田中翔、ジュース・ロビンソン、小松洋平、オカダ・カズチカ、マイケル・エルガン、EVIL(渡辺高章)
●30代選手 19人(そのうち外国人2人、ノア出向中2人)
北村克哉、KUSHIDA、ケニー・オメガ、エル・デスペラード(※ノア出向中)、タマ・トンガ、内藤哲也、BUSHI、YOSHI-HASHI、キャプテン・ニュージャパン、バッドラック・ファレ、高橋裕二郎、後藤洋央紀、柴田勝頼、タイチ(※ノア出向中)、田口隆祐、矢野通、ヨシタツ、棚橋弘至、本間朋晃
●40代選手 10人(ノア出向中2人)
石井智宏、真壁刀義、小島聡、天山広吉、タイガーマスク四代目、外道、邪道(※ノアry)、永田裕志、飯塚高史(※ノア出向中)、中西学
●50代選手 2人
獣神サンダー・ライガー、スーパー・ストロング・マシン
事情はあったが急速に世代交代を敢行
前述のように、30代中~後半の脂の乗り切ったベルト戦線の選手を年初から多く失い、シングルベルト4本、タッグ3本、さらにROHやCMLLのベルトまでを回していくにはかなり心許ないメンバーに見える。この1年で補強したといえるのはマイケル・エルガンくらい。逆に鈴木軍がノア専属2年目に突入したことが吉と出るか凶と出るか?
しかし、昨年までの課題であった20代選手の少なさは、ヤングライオンと外国人の若手を一気に補充したことで人員にはかなり余裕ができた。日本人の20代選手も5人から9人にジャンプアップ。あとはヘビー級の岡倫之、すでに30歳の北村克哉がどれだけ早く抜擢されるかが焦点となりそう。またジュニアもBUSHIのヒールターンで、本隊はKUSHIDAと田口だけ。それを外国人選手の豊富さで補っているような状況。海外遠征組の帰国が今後あったとしてもまずヒール状態と思われるので、若手からジュニア星と呼べそうな選手が出てきてほしい。
参考:「新日本プロレス、海外遠征後の若手が9人連続ヒールターン中」
また、大きな問題と言えるのが、個々数年「棚橋・オカダ・AJ」だけでIWGPベルトを回したことの弊害。なんと、30歳以下のIWGPヘビー級戴冠経験者が、棚橋とオカダだけになってしまった。その棚橋も今年40歳を迎えるので、どうあっても今度の両国で内藤哲也の奮闘に期待したくなるもの。
いかがでしたでしょうか?去年の問題は解消したものの、さらに根深い問題が見つかった感じの新日本プロレスの所属選手一覧。来年の4月には「新日本プロレスの選手層は世界一だ!」と言いたくなるような展開になっているといいですね。