これも“プロレス”だ。「リコシェvsウィル・オスプレイ」のノーカット試合動画を新日本公式が公開
※動画の公開は「2016年6月7日(火)まで」の期間限定。
世界中のレスリングファン、ファン以外の間でも話題騒然の新日本プロレスベスト・オブ・スーパージュニア公式戦「リコシェvsウィル・オスプレイ」のノーカット試合動画を、新日本プロレスが公開した。これは、ある意味の挑戦だ。劇薬だ。世界のプロレス、スポーツエンターテイメント業界に一石を投じる動画投稿といえる。
さて、この動画を放たれて、WWEが世界規模で今年開催する「クルーザー級クラシック」が、どう打って出るか。この試合をなかったことにするか、それとも上回るべく一手を打つのか。
「これがプロレスかどうか」なんて評論は、各々のコミュニティや心のなかで納得するまで行えばいいと思う。でも、これは新日本プロレスのリング上で行われてしまった以上、やはり現状では「プロレス」として評価するのが真っ当だ。ただ、これが「プロレスの最高傑作」だとは言わないし、この試合をきっかけにプロレスが別の方向に突き進んでしまうとも思わない。でも、世界のジュニア階級のレスリングとそのファン、これまでジュニア階級のレスリングに興味のなかった人たちには、大きな影響を与えるはず。そう、タイガーマスクや獣神サンダーライガーのように。
この動画が世界で評論されることが、吉と出るか凶と出るか。それは来年にもわかるはず。世界のジュニアが大きく、もしくはちょっとだけ変わる時代を目撃できるなんて幸せなこと。しかも日本の、後楽園ホールからね。それに、BOSJはまだまだ終わってない、リコシェvsオスプレイよりもっと凄い試合が、これから待っているかもしれないよ。
2016.5.27 KORAKUEN Ricochet vs Will Ospreay https://t.co/7QhPkoILRc 何度見ても前代未聞。どこから再生しても人間とは思えない動きと危険技とハードバンプの連続。こんな劇薬を公式が世界に発信していいのか疑うレベル
— おきよさん (@kiyo_fuji) 2016年5月31日
個人的には、プロレスを普段見ていない人には見せたくない試合になってしまったのよね
— おきよさん (@kiyo_fuji) 2016年5月31日
「リコシェvsオスプレイ」は、サーカスだのいわれようが関係ない。世界のサーカスにあんな動きで行われる演技がない以上、サーカスではなくあれはプロレス。プロレスの中で起こった規格外のこと
— おきよさん (@kiyo_fuji) 2016年5月31日