新日本プロレスのレスラーを年齢順に並べた。20代日本人レスラーは僅か5人。
先日の記事「現役の男子プロレスラーを年齢順に並べてみた。19~72歳まで…【2015年4月版】 - さぶこんシャス」がご好評いただけたので引き続き。しかし、本来はメジャー団体の若手不足や年齢層を確かめたくて始めたのに、あれだと年齢層とかわかりませんので、団体ごとにしてみようということ。
まずは圧倒的な業界ワントップ「新日本プロレス」から調べてみましょう。所属選手、レギュラー参戦選手・外国人を羅列します。若手不足を指摘される新日本ですが、実際どうなのか。また、外様(他団体でデビューした選手)の多さも気になるところですので、その辺もわかりやすくしてみましょう。
新日本プロレスの現役レスラーを年齢順に並べてみた。
※だいたい2015年4月1日現在。※4月17日(金)一部修正
22歳===============
ジェイ・ホワイト
23歳===============
コーディ・ホール
25歳===============
高橋広夢(カマイタチ)
田中翔
26歳===============
小松洋平
ニック・ジャクソン
マスカラ・ドラダ
27歳===============
オカダ・カズチカ(※外様)
28歳===============
デイビーボーイ・スミスJr.
バレッタ
渡辺高章
30歳===============
マット・ジャクソン
31歳===============
アレックス・シェリー
KUSHIDA(※外様)
ケニー・オメガ(※外様)
ドク・ギャローズ
エル・デスペラード
32歳===============
飯伏幸太(※外様)
タマ・トンガ
内藤哲也
BUSHI(※外様)
YOSHI-HASHI
ロッキー・ロメロ
33歳===============
キャプテン・ニュージャパン
バッドラック・ファレ
マリア・ケネリス(※女子)
34歳===============
高橋裕二郎
35歳===============
“ザ・マシンガン”カール・アンダーソン
後藤洋央紀
柴田勝頼
タイチ(※外様)
田口隆祐
中邑真輔
36歳===============
矢野通
37歳===============
AJスタイルズ
ヨシタツ
38歳===============
棚橋弘至
本間朋晃(※外様)
ランス・アーチャー
39歳===============
石井智宏(※外様)
シェルトン・X・ベンジャミン
41歳===============
TAKAみちのく
42歳===============
真壁刀義
44歳===============
小島聡
天山広吉
タイガーマスク四代目(※外様)
45歳===============
桜庭和志
46歳===============
外道(※外様)
邪道(※外様)
永田裕志
鈴木みのる
48歳===============
飯塚高史
中西学
50歳===============
獣神サンダー・ライガー
58歳===============
スーパー・ストロング・マシン
新日本プロレス所属選手年齢層
●20代選手 8人(そのうち外国人3人、外様1人)
ジェイ・ホワイト(22)、コーディ・ホール(23)、高橋広夢(25)、田中翔(25)、小松洋平(26)、マスカラ・ドラダ(26)、オカダ・カズチカ(27)、渡辺高章(28)
●30代選手 22人(そのうち外国人4人、外様6人、出戻り2人)
KUSHIDA(31)、ケニー・オメガ(31)、エル・デスペラード(31)、飯伏幸太(32)、タマ・トンガ(32)、内藤哲也(32)、BUSHI(32)、YOSHI-HASHI(32)、キャプテン・ニュージャパン(33)、バッドラック・ファレ(33)、高橋裕二郎(34)、 “ザ・マシンガン”カール・アンダーソン(35)、後藤洋央紀(35)、柴田勝頼(35)、タイチ(35)、田口隆祐(35)、中邑真輔(35)、矢野通(36)、ヨシタツ(37)、棚橋弘至(38)、本間朋晃(38)、石井智宏(39)
●40代選手 10人(そのうち外様3人、出戻り2人)
真壁刀義(42)、小島聡(44)、天山広吉(44)、四代目タイガーマスク(44)、外道(46)、邪道(46)、永田裕志(46)鈴木みのる(46)、飯塚高史(48)、中西学(48)
●50代選手 2人
獣神サンダー・ライガー(50)、スーパー・ストロング・マシン(58)
'12年のオカダ以降、新たな若手スターを発掘できていない。
やはり20代不足は目に付きますが、これはプロレス界全体にいえること。しかし、かつて“全盛期”といわれたころは、20代の選手もバンバン活躍してましたので、これでOKとは到底言えません。
まず、中邑真輔をのぞいて、2000年代前半にデビューした選手の多くが埋もれてしまっているのも難点です(棚橋弘至、柴田勝頼は1999年10月10日)。また、近年デビューの選手はファレをのぞいてみなジュニア体形でしたので、その後ヘビー級に転向するとしても小粒感は否めません。棚橋もかつては、身長についてネット上で批判され続けていました。ああ、懐かしい日々。現在の若手では、渡辺高章が同じ道を歩むと思われます。
近年はKUSHIDA、BUSHI、飯伏幸太、ケニー・オメガとWWEよろしく他団体のスター選手を獲得。それも所属選手の影を薄くし、結果的に、30代前半の選手たちがだぶつく原因になっています。さらに柴田勝頼、ヨシタツと棚橋・中邑世代の選手が相継いで出戻り。中堅、ベテランの選手層の厚さが、若手の躍進にフタをしているとしたら…。
昨今のプロレスブームで、30~40代はもちろんですが、10~20代のファンが非常に増えています。もちろん、ベテラン選手たちの老獪なレスリングに魅了されるのも楽しみの一つですが、やっぱり応援したくなるのは同世代の選手。“史上最年少記録”で話題になったオカダだって、もう27歳(プロ野球でいうと辻内崇伸、落合福嗣世代)。そろそろ大谷翔平・藤波晋太郎ばりの若手の「顔」の登場に期待したいものです。少なくとも、“他団体では”始まってます。
みなさんは、この年齢分布を見てどう感じましたか?